はてなブログのコンテンツをgimonfuでいい感じに管理する
本ブログを管理するのにgimonfuというツールを使っており、これがとても便利なので紹介します。
この文章の目標
はてなブログをやっている人、始めたい人にgimonfuの良さを知ってもらうこと。
ブログのコンテンツは手元のファイルで管理したい
Markdownで管理できるから
これは、はてなブログ、はじめました。 - ちくわのブログで書いた、ブログのプラットフォームをはてなブログにした理由の1つです。
一長一短ではありますが、私が書くものはできるだけプレーンテキストで管理したいと考えています。そのため、日々のメモもMarkdownで残しています。1
ブログのコンテンツもプレーンテキストで管理することで、移行のしやすさや執筆環境をローカルで自由に整えられる、といったメリットを享受できます。
その際大きな壁となるのがプレーンテキストの内容をブログにアップロードする作業です。ここを楽にしてくれるのが今回紹介するgimonfuです。
gimonfu
yammerjp/gimonfu: CLI to manage hatena-blog articles
gimonfuについては作者のQiita記事で詳しく書かれているのでここでは省きます。簡単に紹介すると、GitHubのリポジトリにMarkdownファイルをpushすればはてなブログが更新される、という楽ちん環境を作るためのツール、となります。
最初はblogsyncで管理しようとしていました。しかしblogsyncはローカルのためのツールであり、blogsyncでデリバリー部分も仕組み化するのは難しそうだと心が折れかけていました。もしgimonfuと出会っていなかったら本ブログは生まれていなかったかもしれません、、
私の管理環境と今後の展望
chikuwa111/chikuwa111.hatenablog.com
これがコンテンツを管理しているリポジトリです。現状は、mainブランチにpushされたらgimonfuで同期をとる、という仕組みのみ入っています。
次にやりたいことは、プルリクエストを作ったらPrettierのフォーマットとTextlintのレビューが走る仕組みの導入です。ここら辺の環境がパワーアップしたらまたブログで紹介します。
まとめ
gimonfuを使っていい感じにブログのコンテンツを管理しましょう!
Wordleは私の理想を詰め込んだプロダクト
今回はWordleについて書きます。
この文章の目標
特にありません。ただのお気持ち表明です。
Wordle
Wordleを簡単に説明すると、英単語を当てるゲームができるWebサービスです。
Josh Wardleさんによって開発され、先日ニューヨーク・タイムズに売却されました。
好きなところ
Wordleには、私がこういうプロダクトを作りたいなーと思っていた要素が詰まっています。1つずつ語っていきましょう。
シンプルである
1つ目は、シンプルであることです。誰でも分かりやすいゲームであり、Webページではそのゲームが遊べることと結果をシェアできることくらいしかできません。
バズるとたくさんのフィードバックに直面し、それらに応えようとする結果シンプルさを失うパターンがあるようですが、Wordleはシンプルさを保っています。
シェア機能も文字列がコピーされるだけ、そしてその内容もURLさえないスッキリしたもので大変美しいです。
可処分時間を奪わない
2つ目は、可処分時間を奪わないことです。1日1問のみ出題される形式のため、どれだけハマったとしてもWordleにかける時間はせいぜい1日15分くらいでしょう。
ユーザーの滞在時間を長くすることを常に追い求めているプロダクトは多くあり、それ自体はビジネス上必要であると理解しています。しかしそれによるネガティブな影響もあるため、ユーザーはそのプロダクトとうまく付き合う方法を見つけなければなりません。
Wordleは少ない時間で楽しさを提供する、ユーザーに優しいサービスです。
エンタメである
3つ目は、エンタメのサービスであることです。これはWordleのユニークな点ではなく私がエンタメのサービスを作りたい、というだけです。
Wordleはみんな同じクイズを解くため、そのクイズについて他の人たちと話す、というコミュニケーションを喚起する力もあります。
ゲーム自体で楽しむだけでなく、そこからのコミュニケーションも楽しんでね、という形の素敵なサービスです。
私にこのようなプロダクトが作れるか
この理想にどれだけ近づけるか考えているとき、ちょうどGDC 2022のセッションの記事が公開されたので読んでみました。
- 『Wordle』世界的ヒットした単語当てゲームの作者が明かす、セオリーを外れまくった開発の裏側【GDC 2022】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
- [GDC 2022]大人気ゲーム「Wordle」はどのように生まれ,バズり,売られることになったのか?
これを読むと、やはり技術力というよりその他の要素が大事だと感じます。具体的には、言葉のゲームに強い興味があること、バズることを狙ったのではなく1人のパートナーを助けたいという想いから始まったことなどが挙げられます。
まずは強いモチベーションを持てるテーマを見つけることが必要そうです。結局、個人開発者いいアイデアがない問題にたどり着いてしまいました。
まとめ
Wordleは素敵なサービス!
おまけ
ちょうどWordleで50プレイしていたので今までの成績を見てみました。
寝る前のハミガキをしながら遊んでいて、1回目に入れる単語はいつもSLACK
です。まだファーストトライで当てたことはないんですがいつか当たるんだろうか、、
(宣伝あり) 兄弟はコンプレックスの鏡そしてリスペクトの対象
今回は私の兄弟に対して思っていた、そして今思っていることを書きます。
この文章の目標
読んでくれた方に3/19(土)21:00から放送されるハモネプを見てもらうこと。
兄弟
私は3兄弟の真ん中です。学年が1つ上の姉と少し年の離れた弟がいます。
2人ともかげがえのない大切な存在ですが、思い返すと兄弟に対してはいろんな想いを抱いてきました。
コンプレックスの鏡
高校生までは、兄弟は私のコンプレックスを浮かび上がらせる存在でした。
当時私が兄弟に対して持っていた印象を簡単にまとめてみると以下のようになります。
勉強 | 運動 | コミュ力 | 一言で表すと | |
---|---|---|---|---|
姉 | ○ | ○ | ◎ | なんでもこなせるバランスタイプ |
私 | ◎ | × | × | 勉強だけできる陰キャ |
弟 | △ | ◎ | ○ | スポーツできる人気者 |
勉強はできて当たり前、のような空気感が家族の中であった(と私は感じていた)こともあり、私の勉強の◎は大して価値があるものと思っていませんでした。そのため他の2項目を見て私は2人と比べて劣っていると強く感じていました。
また、2人は私に欠けているものを持っているなといろんな場面で思わされました。以下に具体例を示しましょう。
こんな書き方をすると私だけ可哀想に見えますがおそらくそれは正しくありません。兄弟も同じような思考をしていた場合、勉強については点数・順位という数値でより残酷に比較できてしまうためより辛い想いをしていたでしょう。3
リスペクトの対象へ
ひたすらネガティブなものを書きましたが、今は兄弟の違いをポジティブに見ることができています。
どんな変化があったのか改めて考え直してみると、以下が挙げられそうです。
- 自信がついた結果、他者をよりポジティブに見られるようになった
- やっていることがバラバラで単純比較できなくなった
- 違う強みがあるということはいい感じに助け合えるということ、と解釈できるようになった
要はいい意味で大人になったということでしょう。さらになにかかっこいいことを書こうとしましたが、恥ずかしさが勝ってしまったのでこれくらいにしておきます。
宣伝
なぜこんなこっ恥ずかしいものを書いたかというと、ある宣伝をしたかったからです。
それは、弟が3/19(土)21:00から放送されるハモネプ!青春アカペラ大学日本一決定戦!に出場するということです。
シンプルにすごいこと成し遂げたぞ、という弟自慢をしたかった、そしてせっかくみなさんも見られるテレビ出演なのでぜひ共有したかった、ということになります。
ご都合がつく方、ぜひハモネプご覧ください!
まとめ
兄弟に対してコンプレックスを感じていたところから大人になってリスペクトを持てるようになりました、というお話でした。そんな私がリスペクトしている弟がハモネプに出場するのでぜひ見てください!
Product Huntのニュースレターを読んでイケてるプロダクトを知る
私が長いこと読み続けているProduct Huntのニュースレターについて紹介します。
この文章の目標
個人開発のネタを探している人、イケてるプロダクトのヒントを得たい人にProduct Huntのニュースレターを読んでみてもらうこと。
イケてるプロダクトを追い求める
私はプロダクトに対して「イケてる」という表現を使うことがあります。
「イケてる」について決して解像度は高くないのですが、どんなプロダクトが人気なのか、注目を集めるのか、よく使われるのか、ソフトウェアエンジニアとしてアンテナを張っておきたいところです。
一方、時間は有限で技術的な勉強など他にもやることがたくさんあるため、できれば効率よく情報収集したい。
そんなあなたに今回ご紹介するのはProduct Huntです。
Product Hunt
Product Huntは、新しいプロダクトもしくはそのリリースについての情報が集まり、プロダクト好きなユーザーが「UPVOTE」、いわゆる「いいね」を送れるサービスです。
作った人(サービス内では「Maker」)が自身のプロダクトを宣伝するために投稿できるだけでなく、プロダクトを見つけた人(サービス内では「Hunter」)も見つけたプロダクトについて投稿できます。結果として、個人開発の小さいプロダクトからiPhoneのような世界的なプロダクトまでさまざまな情報が集まっています。
いろいろ眺めてみると、プロダクト自体のアイデアだけでなく、LPの作り方や紹介動画での見せ方など、なるほどなーと思わされるポイントがたくさんあります。
ニュースレターの活用
毎日Product Huntで情報を追うのは大変なので、私はweeklyのニュースレターを購読しています。1
weeklyのニュースレターには先週UPVOTEをたくさん集めた上位のプロダクトが掲載されており、注目を集めたプロダクトをサクッと確認することができます。
私はそのランキングの中から気になるものを2,3個選んでより詳しい情報を見に行く、という使い方をしています。この使い方であれば週に1回15分ほどで終わります。
先日紹介したOthershipはこのニュースレターから見つけたものです。
もちろんUPVOTEを多く集めたプロダクトが必ずしも「イケてる」というわけではないですが、効率よく情報収集する、という観点ではUPVOTEを多く集めたものを見るのが有効だと考えています。
過去のニュースレターはこちらから見ることができるようです。
まとめ
サクッとプロダクトについて情報収集したいなーと考えている方はぜひProduct Huntのニュースレター購読を試してみてください!
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過去のメールを確認したところ、2017年10月からdailyのニュースレターを購読し始めて、2020年5月からweeklyに切り替えていました。dailyを購読していたときはほとんど目を通していなかったはず、、↩
瞑想入門としてOthershipを試す
先日Othershipというアプリを見つけたので紹介します。
この文章の目標
瞑想に興味があるけどハードルの高さを感じている人、瞑想を続けたいけど諦めた人にOthershipを試してもらうこと。
瞑想って難しい
瞑想ってなんか良いものらしい、ということは多くの方がご存知でしょう。
私は大学生のときにSearch Inside Yourself1を読んだり、新卒入社した会社でマインドフルネス研修を受けたりするくらい瞑想には興味があります。
ただ、瞑想は「心の筋トレ」と言われるだけあって、けっこう辛くて続けるのが難しいなーと感じています。5分間無心をキープしようとするだけのシンプルなワークでもキツい、、
そんなときにOthershipと出会いました。
Othership
Othershipは、音楽とナレーションで呼吸をガイドしてくれるワークができるモバイルアプリです。
これは瞑想ではなくブレスワーク2と呼ばれるものに該当するようです。
ガイドに従って呼吸をコントロールするだけのもので、心のコントロールはあまり必要としない(ものだと私は思っている)ので、瞑想よりハードルはだいぶ低くなります。これは瞑想が続けられない私にもできるのではないか、と思って試してみています。
私のOthershipの使い方
朝起きたらALTITUDE LOUNGEというワークを、寝る前にCALMING AND RELAXINGというワークをやります。どちらも5分くらいのワークです。
Othershipにはけっこうお高い有料プランがあるのですが、上記2つは無料プランでできるのでとりあえず無料で始められます。
1つ難点があるとすると、ナレーションが英語で字幕も特にありません。その一方面白い工夫として呼吸音が入っていることもあり、フィーリングでけっこうできます。
まとめ
Othershipで瞑想よりハードルの低いブレスワークができるのでぜひ試してみてください!
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今確認したら、Amazon Prime会員は無料で読めるようです。↩
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Wikipediaでブレスワークを調べたところスピリチュアル要素強めの単語ということが判明したのですが、ここではその側面を一旦無視してこの単語を用いています。スピリチュアルな観点からブレスワークをいいものだと信じてオススメしているわけではありません。↩
はてなブログ、はじめました。
この度はてなブログを始めることにしたので、意気込みを表明します。
なぜ始めるか
昨年までScrapboxでアウトプットはしていました。そのため、新たにアウトプットを始めるというより、新たにはてなブログでアウトプットを始める、という方が正しいです。
Scrapboxは素晴らしいサービスなのですが、以下の理由で乗り換えることにしました。
- より読まれることを意識したアウトプットをしたい
- より読まれやすいプラットフォームで投稿したい
機会があればScrapboxの素晴らしさもブログに書きたいところです。
なぜはてなブログにしたか
Medium, note, Qiita, Zennなど記事投稿プラットフォームはたくさんあり、Mediumとnoteでは記事投稿したこともあるのですが、今回新たにはてなブログを選択しました。
以下が理由になります。
- 雑記のような内容と技術的な内容と両方受け入れられる空気感がある(と思っている)から
- Markdownで管理できるから
まだ1記事も書いていないのに執筆環境だけ一丁前に整えたので、こちらも今度紹介します。
何を書くか
誰かの役に立ちそうだなと思ったり誰かに知ってほしいなと思ったことを何でも書きます。ただ、技術的な記事を書くにはインプット・気合ともに足りないので、まずは雑記のようなものがメインになります。
おわりに
今のところ気合十分なので本ブログをぜひともよろしくお願いします!